アルミ材金型

アルミ素材で金型制作 製品まで

通常、プラスチック成形の量産金型には金型鋼材を使用しています。

プラスチック素材の特性を考慮して、見積もり時には鋼材素材を選択をしていくのですが

製品の数量、耐用ショット数がどれくらい必要なのか?も重要なことです 

数が20くらいの少量なら、3Dプリンター・造形モック

数量が100くらいまでなら樹脂金型など・・

ワイエスモールドでは、用途に合わせて 製品部にはアルミ素材を使用する方法も特色です。

使用するのは「 アルミーゴHard 」 硬さHB197

一般鋼材と比較して・・・S50C、炭素鋼がHB179なので、硬いです、がアルミです。

画像クリックすると 大同DMソリューションへ

 

利点は

マシニングセンタでは加工する時に加工時間が約1/2~1/3で

ワイヤー放電・放電加工時間が約1/3~1/4に短縮されました。

金型へのミガキラップ加工について、以前より約1/6に短縮されました。

サンプル放電加工、 下側がミガキをした状態、約10分

 

プラスチック成形量産に関しては・・・

アルミは熱伝導が良く成形時には金型が冷えやすいので成形サイクルでの冷却時間が短縮になります。

また、ショット数は弊社ではTPE/ABS/PP/PE/PS...等 1万~7万ショットなどの各種実績あり


トータルとして

入り組んだ形状製品には、金型のカジリが発生しやすいので単純な平面割の製品に適していると思います。

加工時間が短縮される事は、金型製造単価が抑えられ初期投資が安価になる事です。


技術情報

必要なツールアイテムは、現場で作る生産技術

設計から金型製作  金型メンテナンスまで

量産成形工程に必要な金型、必ずメンテナンスが必要になります。

ワイエスモールドでは、急な故障にも対応出来るようにメンテナンスは全て社内で行います。

技術情報1

画像をクリックすると溶接メーカー三和商工さんへ


この様な、微細な修理が可能な溶接機を保有。


職人が手仕上げで仕上げをします。


モックアップから 製品まで

技術情報2

左・量産品  右・試作モックアップ

3Dプリンター(社外)

金型の製作現場には、難問に迅速に対応できる事が必要になります